誰にでも日常や仕事、友人関係の中で失敗したと感じることがありますよね。
「あの時こうしておけばよかった」
「あの時こう言ってあげればよかった」
もしあの時違う選択肢を取っていれば今こうはならなかったと感じる時ほど後悔したり、
落ち込んだりするものです。
ですが、
たしかに違う選択をしていれば今そうはならなかったかもしれませんが、
だからといってそれが本当に失敗だったか、
間違えだったのかは誰にもわからないと思います。
過去のある時点で起きたことに現在の段階で判断を下すとそれは失敗になるかもしれませんが、
そこから先の未来から振り返ると実はその選択は正しかったということもあり得ると思いますし、
実際にそのような経験もあるのではないでしょうか?
物事はただそこにあるだけで、
それを良い悪いと判断しているのは思考(エゴ)です。
しかし思考は現在の時点からしか判断できないので、
この先の未来でも同じ判断をするとは限りません。
可能性としては
・状況が変わらずやはり失敗だと思う
・状況が変わって大した失敗ではなくなった
・状況が変わって返ってその選択をしたほうが良かった
何通りか挙げられるのですが、
これらから言えるのは「絶対に正しい」という判断はないということです。
先ほどもお伝えした通り、
思考は現在の時点からしか判断できません。
しかし判断の基準は現在のみで、
そこに未来は入っていません。
仮に未来が入っていたとしてもそれは予想であり、
不確実なものです。
つまり現時点で失敗したと感じることも本当は失敗ではないかもしれませんし、
反対に成功だ・上手くいっていると思っていることも、
実は失敗かもしれないということになります。
それくらい思考による判断というのは絶対的ではなく、
あくまで現時点での状況を分析した結果くらいのものです。
あえて判断しない
現時点では失敗と思っていても未来ではそれが返って良かったことに、
反対に現時点で良いと思っていることが未来から振り返ると良くなかったりと、
思考による「絶対的な正しい判断」は不可能です。
そこから考えると、
失敗したと感じて落ち込みそうになったら、
「これは今の時点では失敗したと感じるかもしれないが、
後で振り返ると失敗ではないかもしれない」
と考えることができると思います。
そう考えることができれば、
むやみに落ち込んだり後悔したりすることはなくなると思いませんか?
もちろん落ち込みたければ落ち込んで良いと思います。
感情は抑圧すればするほど反発してきますので、
まずは自分の感情を受け入れることが大切です。
そしてその上で「これは失敗ではないかもしれない」と思うことで、
気分が楽になるかもしれません。
それに実際物事に挑戦して失敗(と判断)することは、
本当の失敗ではないのです。
本当の失敗とは
失敗とは「敗ける機会を失う」と書きます。
つまり挑戦せずに成功する機会も失敗する機会も失うことを指します。
挑戦しないことが本当の失敗なのです。
そして挑戦した中での失敗は失敗ではなく、
ただの「経験」です。
その経験を積み重ねていけば、
最後に成功が待っているのです。
(失敗は成功の基と言いますが、
正しくは経験は成功の基ですね)
誰でも失敗はしたくないと思います。
ですが挑戦して成功するには失敗(経験)が付きものです。
失敗(経験)があるからこそ成功がある。
物事は表裏一体であり、
成功だけを選択することはできません。
(コインの片面だけを選ぶことができないようなものです)
そう考えると、
失敗は落ち込む要素にはなりませんし、
むしろ
「成功までに必要な経験ができた、成功までの道を着実に進んでいるぞ」
と思えないでしょうか?
物事は考え方・捉え方で感じ方は180度変わります。
そしてその考え方・捉え方は絶対ではないのです。
単にあなたがその考え方・捉え方を採用して、
判断しているだけに過ぎません。
それならば気分が軽くなる方から物事を捉えたほうがよくないでしょうか?
そして常に明るく・軽く過ごすことが出来れば、
自然と人生もそのように過ごすことが出来るようになります。
僕の尊敬する斎藤一人さんも、
明るく過ごすことをおすすめされています。
何事も明るく・前向きに捉えることができるようになると、
周りの状況が変わらなくても幸せを感じることができます。
幸せとは考え方・捉え方であり、
天国とは場所ではなく在り方だと思っています。
考え方・捉え方を変えることで今この瞬間からここが天国になり、
幸せになれます。
(反対にここが地獄になり、不幸にもなれます)
あなたの幸せを心より願っています、
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(__)