いつも繰り返していることなのですが、
物事とはただそこにあるだけです。
そしてそれに対してどう反応・判断するかで結果(現実)が変わってきます。
そもそも現実とは捉え方次第で感じ方が180度変わるものです。
仮に貯金が100万円あったとした場合、
Aさんは「100万円もあるから安心だ」と考えるかもしれませんが、
Bさんは「100万円しかないから不安だ」と考えるかもしれません。
どちらも100万円あるという状態には変わりないのですが、
捉え方によって現実の感じ方は人により異なります。
加えて人は物事を判断する際には、
自分の知っていること(知識)からしか判断できません。
同じ物事を見ても人によって反応が違うのは考え方の違いもありますが、
知識の差もあります。
日本語と英語がわかるAさんは、
英語で質問されると英語でも返事ができます。
日本語しかわからないBさんは、
英語で質問されても英語で返事ができません。
この差は英語を知っているかどうかです。
ここで二つの例を挙げたAさんとBさんですが、
果たしてどちらが豊かでしょうか?
個人的には知識の幅が広く、
「ある」ところに目を向けているAさんのほうが豊かだと思っています。
僕はよく本を読みます。
昨日の夜、
1年前くらいに読んだ本を再度読み直したのですが、
当時は気付かなかったことが書いてありました。
「こんなにいいことが書いてあったのか」
そう思ったのですが、
決して本の内容は1年前とは変わっていません。
しかも僕は基本的に同じ本を最低3回以上読みますので、
書いてあることに気付かなかったということはまずありません。
だとすると、
変わったのは僕自身という事になります。
そしてそれに今回気づけたのは本を読み続けて以前よりも知識が広がり、
捉え方が変わったからだと思いました。
「書いてあることに対して知識が増えたから理解できた」
前述の英語がわかるAさんと同じですね。
自分でも不思議な感じがしました。
成長とは日々の積み重ね
結局人は一歩ずつしか成長できません。
1歳になる娘を見ていて思うのですが、
立ったと思ったら転んだり、
話そうとして毎回違う事を言っていたりします。
しかし1ヶ月経って振り返ってみると、
確実に以前よりはできることが増えています。
日々の成長はほんの少しで、
昨日と何か変わったかな?くらいのものですが、
それでも1ヶ月も積み重ねると大きく変わっています。
子供でそうなら大人もそうでしょう。
もし大きく変わりたければ、
将来何かしたいことがあるとすれば、
それに向かって日々一歩ずつ進むしかないと思います。
しかし言い換えれば、
一歩ずつ進むことは着実に目標に近づいていると言えます。
小さな一歩や日々の努力を決して軽く考えず大事にしていってください、
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(__)