大事なのは結果?過程?

マインドセット

あなたは何か物事を行う際、
結果を重視されますでしょうか?

 

それともそれまでの過程を重視されていますか?

 

僕は以前は結果を何よりも重要視していたのですが、
ある時から過程を重要視するようになり、
さらに結果についてはあまり執着しないようになりました。

 

するとなぜかこちらのほうが色々とスムーズに進むようになり、
結果的に結果もついてくるようになりました。

 

それはなぜか?

 

調べていくうちに理由がわかりましたので、
今回はそれについて書いていますので、
参考になれば幸いです。

 

結果が命、結果が全ては結構大変

「ビジネスは結果が全て、結果がでないと意味がない」

「テストで半分の50点しかとれなかった、私ってダメだ」

 

などは聞いたことがあれば、
思ったことがあることもあると思います。

 

僕も独立した当初は、

「結果が全てで頑張って目標は達成しないと意味がない」

と考えていました。

 

そのため、
寝る間も惜しんで結果を出すことに死力していました。

 

たしかにそれだけ行動すれば結果もそれなりに出るのですが、
日常的に無理をしている状態が続きますので、
自然とストレスも溜まっていきます。

 

そのストレスを発散するために稼いだお金を使ってしまうこともあり、
今思えば結果を重視することは自分には合っていなかったなと感じています。

 

そしてなぜかいつも思った通りの結果がでませんでした。

いつもある一定の結果止まりなのです。

 

これも今思えば、

「(自分には価値がないから)もっと頑張らないと」

という思考からスタートしていたので、
結果も頑張ったわりにはそれなりだったと感じています。

 

僕もそうですが、
世間が結果を重視するようになったのは、
小さいときの学校教育が大きく影響していると思っています。

 

学校では「100点がよくて、点数が悪いと出来の悪い子」という扱いをされます。

 

しかし本当に点数が悪い子は出来が悪い子なのでしょうか?

 

頑張って勉強したのに結果がでない子もいるでしょう。

その子は果たして出来の悪い子なのでしょうか?

 

そしてテストでいつも良い点数を取っていた子は果たして社会に出た後、
困ることはないのでしょうか?

 

個人的にはどちらも違うし、
テストの点数なんて関係ないと思っています。

 

結果を重視するような考え方になると、
結果がでないときに落ち込みますし、
何より「自分はダメだ」と自己肯定感が下がります。

 

自己肯定感が下がるということは、
自分は頑張らないと基本的に価値がない人間だと思うようになります。

 

この思考パターンは根本が不足(足りない)からスタートしていますので、
不足からスタートしたものは結果も不足を含んだものを生みます。

 

自分が人生の中で取り組んだもの全てで思うような結果がでることはまずありません。 

どんな天才でも、やることなすこと全てで思うような結果を出しているわけではありません。

 

「頑張ればなんとかなる」

 

たしかにそうなのですが、
「頑張らないといけない」からスタートした場合の結果は思うような結果にならないか、
思うような結果になっても疲労や抵抗が大きい状態になります。

 

人は根本的に自分がしたいこと、
楽しいと感じること以外はできない・続かないようにできています。

 

もちろん我慢してしたくないことも一時的にはできるのですが、
それが続くといつか必ずストレスが限界に達し、
怒りやうつといった感情として表にでてきます。

 

それは何も不思議なことではありません、
自分がしたいこと以外はできない・続かない生き物なのでむしろ自然な反応です。

 

正しい努力とは

では自分がしたくないことは全くしなくて良いかと言えば、
そうではありません。

 

お風呂に入るのが面倒だからしない、
歯磨きが嫌いだからしないとなると、
それはそれで問題ですよね。

 

したくはないけど、
しないといけないこともありますよね。

 

ではそんなしないといけないことはどうすべきかですが、
それはどうしたらそれを楽しくできるかを考え、
楽しんで続けられることに変えればよいのです。

 

うちの11か月の娘は歯磨きをしようとすると泣いて嫌がるのですが、
歯ブラシを渡して一緒に褒めながらすると笑顔でやってくれます。

 

どちらも歯を磨くということには変わりないのですが、
やはり楽しいことだと自発的にしてくれます。

 

そしてこれは子供だけの話ではないと思います、
大人も同じで本質的に楽しいことしかしたくないはずです。

 

ですが日常生活の中にはしないといけないこともあるでしょう、
そんなときは「どうすれば楽しくやれるだろうか?」と考え、
楽しいことに変換して続けていくと自然と続くようになります。

 

そもそも楽しいことは頑張るとは言いませんよね。

楽しいからやってる、それだけですよね。

 

努力も正しい努力と間違った努力があると思います。

 

正しい努力とは自分が好きで続けていることで、
楽しいからこそ気づいたら継続していて、
勝手に結果がでている状態だと思うのです。

 

反対に楽しくもない努力を続けていると、
日々ストレスを感じ、
頑張らないといけないと思いながら行動していますので、
必然的に結果もでにくい状態になります。

 

もしあなたが何かで結果を出したければ、
いかにそれまでの過程を楽しくできるか?

 

これにかかっていると思います。

 

結果が大事じゃないという話じゃない

結果よりも過程が大事というのは、
決して結果が大事ではないということではありません。

 

もちろん結果も大事です。

 

ですがその大事な結果を出したければ、
最初から結果だけを重要視するのではなく、
それまでの過程を大事にすることで、
その後の結果も自然とついてきますので、
結果を出したければまずは過程を大事にしましょうという話です。

 

そして仮に結果が思うような結果にならなくても、
落ち込む必要はありません。

 

そもそも結果とは自分だけでの力で100%コントロールできるものではないからです。

 

どれだけ過程を大事にしてベストな結果を目指しても、
その通りにならないことも多々あります。

 

思い通りにならないときは、
頑張ったときほど苦しくなります。

 

結果にこだわるというのは、
言い換えれば結果に執着しているということです。

 

思考は周波数でありエネルギーです。

 

執着とは「絶対こうならなければいけない」という、
エネルギーから見れば非常に重たい状態です。

 

反対に、

「こうなってほしいけど、ならなくても問題ない」

と考え方もエネルギーから見ても明るく軽い状態であれば、
そこからの願いは実現しやすく、
仮に実現しなくても苦痛に感じることはありません。

 

それに結果という地点から物事を区切ってみると失敗とか成功とか判断ができますが、
人生が続いていく以上、
それは一つの通過点になります。

 

そして後で振り返ったときに、
あの時に上手くいかなかったお陰で今良い方向にいってるとなれば、
その時は失敗だったと思ったことが実は成功だったと思えることもあります。

 

このように物事は捉え方によっては失敗も成功になりますので、
失敗した時点でいちいち気にする必要はありません。

 

その失敗こそが後の大成功のための小さな成功かもしれないのです。

 

そう考えると、失敗だと思える出来事も必要不可欠だと思いませんか?

 

いやむしろその経験は必須であり、
経験しなければその先の大成功も存在しないことになります。

 

そうであれば今回の結果は必然であり、
良い方向に向かうためのベストな結果なんだと思えるようになります。

 

物事はただそこにあるだけです、

それをあなたがあなたの考えから良い悪いと判断しているだけです。

「物事とはただそこにあるだけで良いも悪も正解も不正解もない」を参照

ということは、
良い方向から捉えることができれば、
それは良いことになります。

 

最初から結果にこだわらず、
過程を楽しみながら進み、
起きた結果を良い方向から捉えることができれば、
どんな結果になろうとも自分を責めることはなくなります。

 

自分に優しくできれば他人にも優しくできますので、
まずは自分を大事にしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました(__)

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