どうも、複業中のひろしです。
みなさんせどりでお金を今よりも稼ぐだけで手元に今よりもお金が残ると考えていませんか?
もしそうだとしたら少し考え直してみたほうが良いと思います。
増えたお金が全額手元に残ることはない
当たり前の事ですが、意外と理解できている方が少ないです。
せどりを始めて慣れてくると、少しずつ売上と粗利が伸びてきます。
そこで先月よりもいくら多く稼げた!となることがあります。
では仮に今月は先月よりも粗利が5万多くでたとします。
単純に考えれば手元に5万入ってくるはずですが、
せどりの場合は商品が売れれば商品の補充が必要になります。
あなたがまだ目標とする月商をたてることができていない場合、
その増えた5万を次の仕入れの商品購入費用に充てることになります。
そしてその商品が売れて利益がでたら、更にその利益を商品購入費用に充てて更に売上を大きくしていく必要があります。
目標月商達成まではひたすらこれの繰り返しです。
となると…お分かりいただけますでしょうか、手元にはお金が1円も残りません。
目標達成までは稼いだ利益は仕入資金以外に使ってはいけない
一番やってはダメなことが、稼いだからといってそのお金を別の事に使ってしまう事です。
「これだけ稼いだからまた次稼げばいいし、このお金は好きなことに使おう」
これをしてしまうと、一向に資金は増えません。
資金がなければ月商を大きくすることもできませんので、それ以上に稼ぐことができなくなります。
目標とする月商を達成するまでは稼いだお金は全て資金に回す必要があります。
他のことに使ってはダメですからね!
イレギュラーに備えて資金を用意する
商品が売れたからと言って安心はできません。
アマゾンで販売した場合は(FBAの場合)30日間の保証をつけなければならないので、
その間に返品や返金の要請があれば否応なしに対応しなければなりません。
せっかく売れた商品も、プラスどころか手数料が引かれて
プラスマイナスゼロではなくマイナスになってしまいます。
安い商品ならまだしも高額商品となると、一気に粗利に影響がでてきます。
更にもしアマゾンからの真贋調査等があり対応できなければ一時的に売上金が入らないこともあります。
予定していた入金が確実に入ってくるという保証はありませんので、
十分な資金を準備しておく必要があります。
もし粗利を資金に回さず全額使ってしまうと…考えたくないですね。
融資について
ある程度月商がたってくると融資を受けることも視野に入れてみると良いと思います。
僕自身も最初は自己資金で回していたのですが、アマゾンの2週間の引当金や在庫金額の増加等で今以上に大きくすることが難しくなってきましたので融資の相談にいき無事に借りることができました。
月商を大きくしていけば当然在庫金額も大きくなりますので、
売上に見合った在庫(資金)が必要になります。
資金があれば月商を大きく上げても(きちんと販売すれば)支払いに困ることもなく、
利益の一部も他のことに使う事ができますので最終的に大きな月商を目指されている方はこちらも参考にされてください。
(最初はピンとこないかもしれませんが、やっていくうちに理解できるようになりますので頭の隅にでも入れておいてください)
まとめ
せどりはきちんと行えば確実にお金を稼ぐことはできます。
しかし手元に十分なお金が残るのはずっと先になります。
多くの人が「せどりは稼げる!」といって独立して専業になっても続かない原因のひとつがここにあります。
もしせどりを専業として行いたいのであれば、目標の月商をたてることができるようになり、
資金も十分に用意ができてからでも遅くはないと思います。
せどりは副業としては分かりやすく再現性も高いのでとても良いと思います。
しかし専業にすると勝手が変わってきますので、実績と自信がついてからにしたほうが良いと思います。
続けさえすれば稼げるビジネスモデルなので、急がず地に足をつけてしっかりと土台を作り、長く稼いでいくことが一番大事だと思います。
何事も焦らず、計画的に進めていくことをおすすめします(^^
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