あなたは目に見えないことは信じないタイプでしょうか?
それともケースバイケースでしょうか?
いずれにしても目に見えないから
信じない
存在しない
大事ではない
という考え方は、
個人的には色々なものを見落として気づけなくなっている可能性が高いと思っています。
そもそも目に見えるとは
科学的な話になりますが物が見えるということは、
光が目を通して入ってきて、
その情報を脳が処理して初めて「見る」ということができます。
よく「目で見る」といいますが、
正確には「目を通して脳が処理したものを見ている」ので、
正しくは「脳で見ている」ことになります。
※目はあくまでレンズの役割だけです、
カメラのレンズと同じですね。
五感で感じられないことは存在しない?
人は五感を持っています。
(※個人的には第六感もあると思っていますがそれはまた今度)
視覚の他の音が聞こえる耳も、
匂いがわかる鼻も前述の目と同じように全て脳が判断しています。
ここで質問ですが、
果たして脳は目やその他の器官から入ってきた情報だけで全ての情報を判断できるのでしょうか?
人は日常生活を送るうえで回りにある全ての情報を把握していると思いがちですが、
実際にはほんの一部しか把握・理解できていません。
人間の耳は聞こえない音の領域がありますし、
光が全くないところでは目は周りの情報を得ることができません。
五感とはそれくらい限られた範囲のものしか認知できないのです。
五感で感じられるもの以外は信じないということは、
その限られた範囲のものしか信じないということになりますので、
言い換えれば「存在していても五感で認識できないものは信じない」と言えます。
これはちょっと短絡的な考えではないでしょうか。
目に見えないところにこそ大事なものがある
・親が子供を思う気持ち
・見知らぬ人へのちょっとした親切
・物を大事にする気持ち
これらは五感で認識できるものではありません。
しかし実際に存在します。
そしてこれらは誰しもが持っており、
感じることができるはずです。
そして人として大事なことは、
この五感で認識できる以外のところにあると思います。
もし目に見えないことを信じない、
五感で認識できること以外を信じないとなると、
これらの人として大事なものも同時に否定することになります。
ただ単に目に見えないだけ、
五感で認識できないだけで意識しづらいですが、
あなたの周りには大事なものがあふれています。
忙しい毎日だとは思いますが、
是非意識してこれらの目に見えない・普段意識しづらい周りの豊かさを感じてみて下さい。
きっと自分は既に大事なものを持っていて、
人からもそれをもらい、
あなたも人にそれをあげているはずです。
今この瞬間豊かさに気づくことができれば、
その連続である未来も豊かなものになります。
大事なことは「気づくこと」です。
是非お試しください、
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(__)