何かを新しく始めたときはもちろん上手くいかないときもあるのですが、
上手くいくときは予想以上の結果がでるときがあります。
いわゆるビギナーズラックと呼ばれるものは存在していると思っています。
それは新しいことに勇気をもって挑戦したことへの神様からのご褒美だと思います。
僕自身が副業に挑戦したときはまさにこのビギナーズラックのおかげで予想以上の結果がでましたし、
その間に勢いで独立までしましたので今があると感じています。
しかしそれもしばらくの間であり、
時間が経ってもずっと同じことをしていると以前と同じ結果がでなくなることがあります。
色々な原因があると思いますが、
ひとつはこの神の加護とも言えるビギナーズラックの期間が終わったのだと思います。
そしてそのことに気づかずに同じことをずっと繰り返していると、
最後にはどうにも立ち行かなくなることがあります。
どちらの方向を向いても、
どう考えても進む方向がない。
これがいわゆる八方塞がりの状態です。
僕もこの状態は経験しましたが、
本当につらいものがありました。
今までお金を払って自己投資をし、
日々努力してやってきたことがほとんど通用しなくなる。
そのときは本当にこれからどうしようかと悩みました。
それまでに努力をしてこなかったわけではありません。
むしろ人一倍努力してきたつもりです。
独立すると朝起きる時間も一日何をするかも自分で選択できますが、
僕は当時は朝早く起きて夕方すぎまで作業し、
それを週6日ほど繰り返していました。
完全に休みの日というものは存在せず、
休みの日でも出かけて帰ってきたら少し作業という日々を送っていました。
ですが当時は日々作業作業で忙しく、
本を読んだり人の話を聞くという余裕がありませんでした。
自己投資を繰り返しながら新しいスキルやノウハウを手に入れつつ、
それで結果を出すということだけを行っていましたので、
仕事や人生における考え方の幅を広げる勉強や、
物事の捉え方の勉強という点は全く行っていませんでした。
そして(自己投資はしていましたが主にノウハウ系でしたので)
自分の知っている考え方だけで世の中を渡ろうとしていました。
それでは当然壁にあたった時に今までの考え方では乗り越えられなくなる時が来ます。
この時は本当に悩みましたが、
今思えば知っている知識から解決しようとしても不可能だったと思います。
身体に栄養を与えるように脳にも栄養を与える必要がある
「このままではうまくいかない」
そう感じた時にこれからどうしようかと考えたときに、
ふと「本を読みなさい」という感じがしました。
これは内なる声と呼ばれるもので、
外側の誰かから言われたわけではありません。
なんとなくですが、
内側から声がするのです。
実は以前にも同じような経験をしたことがあります。
僕がパティシエの修行を始めて毎日睡眠時間が4時間ほどの生活を数年間送っていたときのことですが、
ふと「春のお告げを聞きなさい」と声がした気がしました。
その時は若かったのもあり「おれ疲れてんのかな?」くらいの感じで気にしていませんでしたが、
その後に家族のアドバイス等もあり、
そのお店を辞めて次のお店に行く流れになりました。
今振り返るとあの時と同じ感じがしたので、
今回のも恐らくそうだろうと思い、
どうせ今までやってきたことをこのままやっていっても通用しないのはわかっているので、
本を読むことに専念することにしました。
それから作業する手をほぼ止めて、
日々ひたすら本を読み続けました。
以前は読みたい本があるとそれをネットで注文して届くのを待ってから読むというスタイルでしたが、
今では電子書籍という気になる本があればネットで決済してダウンロードしてすぐに読むことができます。
加えてAmazonではkindleアンリミテッドという月額¥980で読み放題(種類等の上限はあり)がありましたので、
早速こちらに登録して(kindleの端末も購入して)読み続けました。
kindleアンリミテッドはほぼ読み放題ですし、
何から読んだら良いかもわかりませんでしたので、
気になる本があればどんどんダウンロードして読んでいきました。
選ぶ基準としては自分が面白そうだな、
役に立ちそうだなと思う本を中心に選びました。
最初は自己啓発系の本から読み進め、
その後量子論やスピリチュアル、
心理学や経営関係、
成功者と呼ばれる方の本と幅広く読んでいきました。
(当時は家の中をkindleの端末を持ったまま移動する日々でした)
そしてそれらの本は一回読んで終わりではなく、
何度も繰り返して読むようにしていました。
そのおかげで年間に読んでいる冊数は数十冊程度なのですが、
読んだ回数が1冊あたり3~7回ほどですので、
読書量で言えばかなりの量になっていると思います。
そしてそこで気づいたことは色々とあるのですが、
身体に日々食べ物を食べて栄養を与えるように、
脳にも日々本を読んで栄養を与える必要があるということです。
本というのは他人が経験したことを疑似的に体験することができます。
そして疑似的に体験することで、
自分の人生の経験値が上がります。
そもそも人の悩みというのは昔からほとんど変わっていません。
お金、仕事、健康、人間関係など、
時代が変わっても人としての根本的な悩みは共通しています。
そしてそれらの答えはどこにもなく自分で考えるしかないように思えますが、
実は本の中にあります。
僕も仕事のことで悩み本を読んだことで、
どうすべきかがわかりました。
本というのは色々な人が自身が経験したことをまとめて書かれていますので、
その中には当然自分と同じような経験をして悩んだことがある方もおられます。
(前述のとおり、人の悩みはほぼ同じですので)
本から学んだことはとても多く、
未だに日々本を読んでいますが、
悩んでいる人ほど本は読んだほうがよいと思っています。
それくらい本は自分を助けてくれます。
八方塞がり時は前進ではなく上昇すべき時
その本を読んでいく中で、
斎藤一人さんというとてもユニークな方を見つけました。
日本において累計納税額第一位の大実業家であり、
お弟子さんと呼ばれる方が10名おられるのですが、
全員億万長者だそうです。
一人さんは多くの本を出版され、
Youtubeでもお話をされている方なのですが、
この方の話が本当に面白いのです(笑)
そして当然事業でも大成功されている方ですので、
仕事においても参考になる話ばかりです。
そこで話を聞いているうちに、
いかに自分が勉強不足(本を読んで脳に栄養を与えていなかったか)を痛感しました。
そして一人さんは八方塞がりのときについてもお話しされていました。
八方塞がりはたしかに周りは全て塞がっている。
でも上は空いている。
だから前進ではなく上昇すべき。
宇宙には悩みが生まれたときに同時に答えも出ている。
その答えが見つからないと思うのは、
その答えが自分が一番向きたくない方向にあるから見つからないだけ。
その方向さえ向けば、悩みは解決する。
このお話を聞いたときに心底納得しました。
実は仕事においてそう言われて思い当たる節があったからです。
それは自分が今まで自己投資をしてつけてきた知識や経験を他人に教えるということでした。
この自分が知っていることを教えるということについても一人さんはこう仰っています。
知識は頭に中にあって自分だけのものにしているとそのうち腐るんだよ。
そしてその腐った知識は役に立たないどころか、
自分に悪影響を与えるよ。
自分が知っていて人にも役に立つならどんどん教えるんだよ。
そうすると空いたスペースに神が新しい知識をくれるから。
この話を聞いたときに本当にその通りだと感じました。
現に僕が今までに自己投資をしてきて学んだことは、
他人に教えればその人の為になるからです。
そして教えることで自分にもメリットがある、
お互いがプラスになることをしない理由がないと思いました。
僕にとってはこの「人に教える」というのが八方塞がりからの上昇にあたりました。
そして人に教えようと決めてから不思議と人を集めることが得意な人と縁があり、
その方の協力もあって現在副業を教えるオンラインスペースを作ることができました。
もし今あなたが人生で何かに悩んでいたら、
恐らくその悩みは過去に生きてきた人が経験した悩みと同じかそれに近いと思います。
(人はみな繋がっており、根本的なところは同じなので)
その悩みで悩んでいるのは決してあなただけではありません。
そしてその悩みも解決方法を探せば必ず存在しています。
(前述のとおり悩みが存在した時点で解決方法も存在しています、
これらはコインの裏表のようなものだと思っています)
僕にとってはそれが本でありYoutubeでの話でした。
僕のおすすめはこれらですが、
ひとつ言えるのは必ず解決しますのであまりシリアスになる必要はないということです。
そして特に悩みがない方も本を読んだり人の話を聞くことで参考になることは多々ありますので、
是非時間を作ってこれらに取り組んでみて下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(__)