無駄とは本当にメリットがないのか

マインドセット

小さい頃から周りに

・無駄遣いはいけない

・無駄なことは最初からしないほうがよい

このようなことを言われた記憶はありますか?

 

ちなみに僕もそう言われてきました。

そして知らず知らずのうちに「無駄なことはよくない」という周りの価値観を採用していました。

 

しかし果たして本当に無駄とはひとつのメリットもないくらい無駄なことなのでしょうか?

最初からしないほうがよい、
経験する価値もないくらいのものなのでしょうか?

 

僕としては様々な本を読み独立して自分で稼いできた経験も踏まえ、

無駄は決して無駄でしかないわけではなく、

むしろ日常的に必要なことであり、

無駄を経験することによって人生の幅が広がるという結論に達しました。

 

経験してみて初めてそれが無駄かどうかわかることもある

周りから「それはするだけ無駄だから止めたほうが良い」と言われることもあると思いますが、
それはその人が既に経験しているから言えることなのかもしれません。

 

もしその人がそれを経験していなければ、
それが本当に無駄かどうかはわからないと思います。

 

そして自分もそれが本当に無駄かどうかは同じように経験してみないとわからないと思うのです。

(もしかしたら実際に経験してみ自分にとっては無駄ではないかもしれませんよね)

 

つまり経験することによって無駄だとわかるということは、
それがひとつの経験になりますので、

例え「無駄だったな」と感じたとしても、

同時に「それがわかっただけ良かった」という収穫もあるわけです。

 

ここらへんは捉え方次第だと思いますが、
一般的に無駄とは何の収穫もメリットもないことを指すと思うのですが、
個人的には経験に勝る収穫はないと思っています。

 

無駄をなくした日常は豊かだと言えるのか

無駄とは言い換えれば余裕や余白とも言えます。

 

・無駄にお金がある(=お金に余裕がある)

・無駄に時間がある(=時間に余裕がある)

 

これらは決して悪いことではないはずです。

 

では日常から無駄(余裕)を無くすとどうなると思いますか?

 

当然余裕(無駄)のない生活になります。

 

あなたは余裕のない毎日を送りたいですか?

恐らくそんな方はいないでしょう。

 

そうであれば日常的に無駄は必要ということになります。

 

豊かさとは無駄の中にある

もしあなたが豊かになりたいのであれば、
日常的に余裕(無駄)がある必要があります。

 

豊かな人は余裕がありますよね。

この余裕とは無駄とも言い換えられます。

 

そもそも豊かさとは余白の中に入ってきます。

常に余裕がない人は豊かさが入り込む余白がありませんので、

いつまでも豊かにはなれません。

 

そして余白とは無駄のことですので、
無駄のある人生ことが豊かな人生と言い換えることができます。

 

頑張り屋さんは頑張れば豊かになれると思いがちです。

そしてゆっくりする時間があればその分何か行動したほうが良いと考え、

余白(何もしない時間)を無くそうとします。

 

しかしそれこそが皮肉にも豊かさを遠ざけることになるのです。

(※これらは全て過去の僕であり、経験済みです)

 

豊かになりたければまずは既に豊かである状態を作る、
そしてその豊かな自分ならどう考え行動するかというところからスタートする必要があります。

無駄とは敬遠すべきものではない

無駄を敬遠するという事は同時に豊かさも敬遠するのと同じことです。

無駄とは悪く言えば必要ないものと言えますが、

良く言えば無駄がないと余裕がない状態になります。

 

効率的な(無駄のない)日常は一見無駄がなくて良いと思われがちですが、
半面余裕がない日常ということになりますので決して豊かな日常とは言えません。

 

日常生活にも自分の考えや行動にも無駄は必要です。

前述の通り、無駄こそが人生を豊かにしてくれるからです。

 

今まで気になっていたけど周りの意見を採用して最初から無駄だと判断して挑戦しなかったことがあるならば、
是非この機会に一度挑戦してみてください。

 

もしかしたら新たな発見や思わぬ方向に進むかもしれませんよ。

(というより収穫は確実にあります)

 

あなたの挑戦を心より応援しています、
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(__)

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